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昔のこと:線過去

点過去のレッスンで、昨日したことや旅行で起きたことを話せるようになりました。今回はもうひとつの過去、「昔はどうだったか」「よく〜していたか」を表す線過去を学びます。これで、子どものころの思い出や、ちょっとした物語が話せるようになります。

会話

ルシアの家で、ユキがスマートフォンの古い写真を見せてもらっています。

スペイン語日本語
Yuki: ¿Quién es la niña de la foto?ユキ: 写真の女の子は誰?
Lucía: Soy yo. Tenía seis años.ルシア: 私よ。6歳だったの。
Yuki: ¡Qué bonita! ¿Dónde vivías?ユキ: かわいい。どこに住んでいたの?
Lucía: Vivía en un pueblo cerca de Sevilla, en la casa de mis abuelos.ルシア: セビヤの近くの村で、祖父母の家に住んでいたの。
Yuki: ¿Y qué hacías allí?ユキ: そこで何をしていたの?
Lucía: Jugaba en la calle con mis primos. Los domingos íbamos al río.ルシア: いとこたちと外で遊んでいたわ。日曜日には川に行ったものよ。
Yuki: Yo, de niña, era muy tímida. Leía mucho y hablaba poco.ユキ: 私は子どものころ、すごく内気だった。本ばかり読んで、あまり話さなかったの。
Lucía: ¿En serio? ¡Ahora hablas mucho, y en español!ルシア: 本当に? 今はよくしゃべるじゃない。しかもスペイン語で。
Yuki: Ja, ja. ¿Y el perro de la foto?ユキ: ふふ。写真の犬は?
Lucía: Se llamaba Toby. Un día, cuando jugaba en el río, lo encontré. Era muy pequeño. Lo llevé a casa.ルシア: トビーっていう名前だったの。ある日、川で遊んでいたら見つけたの。とても小さかった。家に連れて帰ったのよ。
Yuki: ¡Qué historia tan bonita!ユキ: すてきな話ね。

tenía、vivías、jugaba、íbamos... 見慣れない形がたくさん出てきました。これが今日の主役、線過去です。最後のルシアのせりふには、前回の点過去 encontré(見つけた)と llevé(連れて帰った)も混ざっています。2つの過去をどう組み合わせるかも、このレッスンで見ていきます。

線過去の形は覚えやすい

まず、うれしいお知らせです。線過去は、スペイン語の動詞の形の中でもいちばん規則的です。作り方は2通りしかありません。

-ar 動詞は、ar を取って -aba をつけます。-er 動詞と -ir 動詞は、どちらも er や ir を取って -ía をつけます。-er と -ir がまったく同じ形になるので、覚えるのは実質2種類です。

主語hablar(話す)comer(食べる)vivir(住む)
yohablabacomíavivía
túhablabascomíasvivías
él, ella, ustedhablabacomíavivía
nosotroshablábamoscomíamosvivíamos
vosotros(スペインで)hablabaiscomíaisvivíais
ellos, ellas, ustedeshablabancomíanvivían

読み方のポイントは2つです。-aba の形は、hablaba なら アブラバ のように、-aba の最初の a のところを強く読みます。-ía の形は í に記号があるので、そこを強く読みます。comía は コミア、vivía は ビビア です。í と a はくっつけずに、「ミ・ア」とはっきり2つに分けて言いましょう。

もうひとつ、ほっとすることがあります。現在形で形が変わった動詞も、線過去ではおとなしく規則どおりです。tener は tenía、hacer は hacía、querer は quería、poder は podía。点過去の tuve や hice のような変身はしません。

不規則なのは、たった3つだけです。

不定詞yo / él, ellanosotrosellos, ellas
ser(〜である)era(エラ)éramoseran
ir(行く)iba(イバ)íbamosiban
ver(見る)veía(ベイア)veíamosveían

tú の形は、yo の形に s をつけるだけです(eras, ibas, veías)。線過去では、どの動詞もこの規則どおりです。

例 trabajar(働く)と tener(持っている)を、yo と nosotros の線過去にしてみましょう。

trabajar は -ar 動詞なので trabajaba(私は働いていた)、trabajábamos(私たちは働いていた)。nosotros の形だけ、á に記号がつきます。

tener は -er 動詞なので tenía、teníamos。現在形の tengo のような変化はありません。

やってみよう かっこの動詞を線過去にしましょう。(1) Yo (vivir) en Kioto. (2) Nosotros (ir) a la playa. (3) Mi padre (ser) profesor. (4) ¿Tú (tener) un gato?

答え

(1) Yo vivía en Kioto.(私は京都に住んでいました。)

(2) Nosotros íbamos a la playa.(私たちは海に行っていました。)

(3) Mi padre era profesor.(父は先生でした。)

(4) ¿Tú tenías un gato?(猫を飼っていたの?)

(2) の ir と (3) の ser は、3つしかない不規則な動詞のうちの2つです。

yo と él が同じ形で、まぎらわしくない?

たしかに、vivía だけでは「私は住んでいた」なのか「彼は住んでいた」なのかわかりません。でも、実際の会話ではほとんど困りません。誰の話をしているかは、たいてい前後でわかるからです。

わかりにくいときは、主語をつければ解決します。Yo vivía en Osaka y él vivía en Kobe.(私は大阪に、彼は神戸に住んでいました。)スペイン語は主語を省くのが普通ですが、線過去では、ネイティブも主語をはっきり言うことが少し多くなります。

「昔はよく〜していた」

線過去のいちばん大事な使い方は、昔のくり返しや習慣です。日本語の「昔はよく〜していた」「〜したものだ」にあたります。英語の used to を知っていれば、ほぼそれです。

De niña, jugaba en la calle con mis primos.(子どものころ、いとこたちと外で遊んでいました。)

Antes vivía en Osaka. Ahora vivo en Tokio.(前は大阪に住んでいました。今は東京に住んでいます。)

Los domingos íbamos al río.(日曜日には、いつも川に行っていました。)

どれも、一回だけのできごとではなく、ある期間ずっと続いていたことや、何度もくり返していたことです。

こうした文には、決まって「いつのことか」「どのくらいの頻度か」を表す言葉がつきます。次の言葉が見えたら、線過去の出番だと思ってください。

スペイン語読み方意味
antesアンテス前は、昔は
de niño / de niñaデ ニニョ / デ ニニャ子どものころ
cuando era niño / niñaクアンド エラ ニニョ / ニニャ子どもだったころ
siempreシエンプレいつも
todos los díasトドス ロス ディアス毎日
todos los veranosトドス ロス ベラノス毎年夏に
los domingosロス ドミンゴス日曜日には(毎週)

niño と niña は、話している本人が男性か女性かで選びます。一日の生活のレッスンで覚えた a veces(ときどき)や normalmente(ふだんは)も、線過去と相性ぴったりです。

再帰動詞も、もちろん線過去になります。me や te の位置は現在形と同じです。

Me levantaba a las seis.(6時に起きていました。)

例 「学生のころ、毎日7時に起きて、電車で学校に行っていました」をスペイン語にします。

De estudiante, me levantaba a las siete todos los días e iba a la escuela en tren.

de estudiante は「学生のころ」。de niño と同じ作りです。「起きていた」も「行っていた」も毎日のくり返しなので、どちらも線過去です。y のうしろが i で始まるときは、y を e に変えます(e iba)。

やってみよう スペイン語で言ってみましょう。(1) 子どものころ、毎年夏に祖父母の家に行っていました。(2) 前は肉を食べていましたが、今は食べません。

答え

(1) De niño, todos los veranos iba a la casa de mis abuelos. 女性なら De niña。Cuando era niño (niña) で始めても正解です。

(2) Antes comía carne, pero ahora no como. 「今は」のほうは現在形のままです。昔と今を比べるこの形は、とても便利です。

「〜だった」:ようすを描く

線過去のもうひとつの仕事は、昔の場面のようすを描くことです。写真や映画のワンシーンを説明するようなイメージです。年齢、天気、時刻、気持ちや体の調子、そこに何があったか。こうした背景は線過去で言います。

何を言う?現在形線過去
年齢Tengo seis años.Tenía seis años.(6歳だった)
どんなだったかLa casa es grande.La casa era grande.(家は大きかった)
天気Hace calor. / Llueve.Hacía calor. / Llovía.(暑かった / 雨が降っていた)
時刻Son las diez.Eran las diez.(10時だった)
気持ち、体調Estoy cansada.Estaba cansada.(疲れていた)
好き嫌いMe gusta el chocolate.Me gustaba el chocolate.(チョコレートが好きだった)
何があったかHay un perro.Había un perro.(犬がいた)

ser と estar の使い分けは、過去になってもそのままです。性格や見た目なら era、そのときの状態や場所なら estaba です。gustar も、好きなものが複数なら me gustaban になるのは現在形と同じです。

hay の過去は había(アビア)です。hay と同じく、ひとつでも複数でもこの形のままです。Había mucha gente.(人がたくさんいた。)

例 ある土曜日の公園のようすを描いてみます。

Era sábado. Hacía sol y había mucha gente en el parque. Yo estaba muy contenta.

(土曜日だった。晴れていて、公園には人がたくさんいた。私はとても楽しい気分だった。)

全部、場面の説明です。まだ何も「起きて」いません。ここに「すると友だちから電話が来た」のようなできごとが加わると、物語が動き出します。それは次の次のセクションで見ます。

やってみよう スペイン語で言ってみましょう。「10歳のとき、私は名古屋に住んでいました。家は小さかったけれど、庭がありました。」

答え

Cuando tenía diez años, vivía en Nagoya. La casa era pequeña, pero tenía un jardín.

年齢は tener なので tenía diez años。家の大きさは家そのものの特徴なので ser の era です。「庭があった」は、家が庭を持っていたので tenía un jardín。había un jardín でも通じます。

2つの過去の使い分け

これでスペイン語の過去は2つそろいました。どちらを使うかは、名前のとおり「点」と「線」で考えるとわかりやすくなります。

点過去は、一回きりで終わったできごとです。時間の線の上に、ぽんと点を打つイメージです。「昨日パエリアを食べた」「2019年にマドリードに行った」。話を前に進める「何が起きたか」は点過去です。

線過去は、ある期間ずっと続いていたことや、くり返していたことです。点ではなく、横に長く伸びる線のイメージです。「毎週日曜日にパエリアを食べていた」「そのころマドリードに住んでいた」。場面の背景や習慣は線過去です。

点過去(一回のできごと)線過去(習慣、背景)
Ayer comí paella.(昨日パエリアを食べた)Antes comía paella todos los domingos.(前は毎週日曜日にパエリアを食べていた)
En 2019 fui a Madrid.(2019年にマドリードへ行った)De niña, iba a Madrid todos los veranos.(子どものころ、毎年夏にマドリードへ行っていた)
Un día encontré un perro.(ある日、犬を見つけた)El perro era muy pequeño.(その犬はとても小さかった)

日本語の「〜した」と「〜していた」「〜だった」の区別は、この使い分けとかなり重なります。ぴったり同じではありませんが、迷ったときの最初の目安としては十分です。

時を表す言葉もヒントになります。ayer(昨日)、el lunes(月曜日に)、un día(ある日)、de repente(突然)、en 2019(2019年に)は点過去と、antes、siempre、todos los días、de niño は線過去といっしょに使われることがほとんどです。

例 会話のルシアの最後のせりふを、点と線に分けてみましょう。

Se llamaba Toby. 犬の名前は、ずっとそうだった背景の情報なので線過去。

Un día, cuando jugaba en el río, 遊んでいたのは、続いていた場面なので線過去。

lo encontré. 「見つけた」のは、その日に起きた一回のできごとなので点過去。

Era muy pequeño. 犬のようすの説明なので線過去。

Lo llevé a casa. 「連れて帰った」のは一回のできごとなので点過去。

やってみよう 正しいほうを選びましょう。(1) Ayer (fui / iba) al cine con Kenta. (2) De niño, (fui / iba) al cine todos los sábados. (3) Cuando salí de casa, (hizo / hacía) mucho frío.

答え

(1) fui。ayer の一回のできごとなので点過去です。

(2) iba。todos los sábados(毎週土曜日)のくり返しなので線過去です。

(3) hacía。家を出たのは一回のできごと(salí)ですが、そのときの寒さは場面の背景なので線過去です。

例 同じ「雨」の話でも、何を伝えたいかで形が変わります。

Ayer llovió.(昨日は雨が降った。)昨日の天気を、ひとつのできごととして報告しています。点過去です。

Cuando salí de casa, llovía.(家を出たとき、雨が降っていた。)家を出た場面の背景なので、線過去です。

やってみよう スペイン語で言ってみましょう。(1) 昨日、健太はパエリアを作りました。(2) 前は、健太は毎週パエリアを作っていました。(毎週 = todas las semanas)

答え

(1) Ayer Kenta hizo paella. 昨日の一回のできごとなので点過去の hizo です。Kenta hizo paella ayer. でも正解です。

(2) Antes Kenta hacía paella todas las semanas. 毎週のくり返しなので線過去の hacía です。

点過去と線過去で意味が変わる動詞があるって本当?

本当です。代表は conocer です。現在形では「知っている」ですが、点過去にすると「知り合った」、線過去にすると「(前から)知っていた」になります。

Conocí a Lucía en 2020.(2020年にルシアと知り合った。)

Ya conocía a Lucía.(ルシアのことは、もう知っていた。)

知り合ったのは一回のできごと、知っていたのは続いていた状態だと考えれば、点と線のルールどおりです。

小さな物語を話してみよう

2つの過去がそろうと、物語が話せます。コツは、まず線過去で場面を用意して、そこに点過去でできごとを起こすことです。舞台と背景を線過去で作り、役者を点過去で動かす、と考えてもかまいません。

いちばんよく使うのは、次の2つの形です。

線過去 + cuando + 点過去: 「〜していたら、〜した」

Estaba en casa cuando llamó Kenta.(家にいたら、健太から電話が来た。)

mientras + 線過去, 点過去: 「〜している間に、〜した」

Mientras cocinaba, llegó mi hermano.(料理をしている間に、兄が着いた。)

mientras(ミエントラス)は「〜している間に」。続いている動作を表すので、うしろはいつも線過去です。

例 場面を線過去で作ってから、できごとを点過去で起こします。

Era viernes por la noche. Llovía mucho. Yo estaba en casa y leía un libro. De repente, alguien llamó a la puerta. Era Kenta, ¡con una pizza!

(金曜日の夜だった。雨がひどく降っていた。私は家にいて、本を読んでいた。突然、誰かがドアをノックした。健太だった。ピザを持って。)

最初の4つの動詞(era, llovía, estaba, leía)は場面づくり、llamó で物語が動きます。最後の era は「それは健太だった」というようすの説明なので、また線過去に戻ります。llamar a la puerta は「ドアをノックする」という決まった言い方です。

やってみよう 2つの情報をつないで、1つの文にしましょう。(1) 電車に乗っていた / 母から電話が来た(cuando を使って) (2) 夕食を食べていた / ルシアが着いた(mientras を使って)

答え

(1) Estaba en el tren cuando me llamó mi madre. 電車にいたのは背景なので線過去、電話は一回のできごとなので点過去です。me は「私に」の代名詞です。

(2) Mientras cenaba, llegó Lucía. mientras のうしろは線過去の cenaba。Lucía llegó mientras cenaba. の順番でも正解です。

昔話の「むかしむかし」は、スペイン語で何という?

スペイン語の昔話は、ほとんどが Había una vez...(あるところに〜がいました)か、少し古風な Érase una vez... で始まります。どちらも「むかしむかし」にあたる決まり文句です。

Había una vez una niña que vivía en el bosque.(むかしむかし、森に住んでいる女の子がいました。)

昔話は、線過去と点過去の使い分けのお手本です。最初に線過去で登場人物と場面を説明し、un día(ある日)を合図に点過去でできごとが始まります。赤ずきん(Caperucita Roja)のような知っている話をスペイン語で読むと、2つの過去の感覚が自然に身につきます。

最後は Y colorín colorado, este cuento se ha acabado.(おしまい、おしまい)でしめくくるのがお約束です。

単語

スペイン語読み方意味
eraエラ〜だった(ser の線過去)
ibaイバ行っていた(ir の線過去)
veíaベイア見ていた(ver の線過去)
teníaテニア持っていた、〜歳だった
habíaアビア〜があった、〜がいた
antesアンテス前は、昔は
de niño / de niñaデ ニニョ / デ ニニャ子どものころ
de estudianteデ エストゥディアンテ学生のころ
todos los veranosトドス ロス ベラノス毎年夏に
un díaウン ディアある日
de repenteデ レペンテ突然
mientrasミエントラス〜している間に
hacía calorアシア カロル暑かった
hacía fríoアシア フリオ寒かった
llovíaヨビア雨が降っていた
el puebloエル プエブロ村、小さな町
los abuelosロス アブエロス祖父母
los primosロス プリモスいとこたち
el ríoエル リオ川
jugarフガル遊ぶ
encontrarエンコントラル見つける
llevarイェバル連れていく、持っていく
tímido, tímidaティミド、ティミダ内気な
contento, contentaコンテント、コンテンタうれしい、満足した
alguienアルギエン誰か
llamar a la puertaヤマル ア ラ プエルタドアをノックする
la historiaラ イストリア話、物語、歴史
¿En serio?エン セリオ本当に?

練習問題

最初の会話を、もう一度声に出して読んでみてください。ルシアの思い出話が、今ならすっと入ってくるはずです。それから、次の問題に挑戦しましょう。

基本

1. かっこの動詞を線過去にしましょう。(a) yo / trabajar (b) ellos / comer (c) nosotros / ser (d) tú / ir

答え

(a) trabajaba (b) comían (c) éramos (d) ibas

(c) と (d) は不規則な形です。éramos と íbamos には記号がつくのを忘れずに。

2. 日本語にしましょう。(a) Antes vivía en Kobe. (b) Hacía mucho calor. (c) Había un gato en la casa.

答え

(a) 前は神戸に住んでいました。(b) とても暑かったです。(c) 家には猫が一匹いました。

3. 現在形の文を、線過去の文にしましょう。(a) Tengo un perro. (b) Hay mucha gente. (c) Son las ocho. (d) Estoy cansado.

答え

(a) Tenía un perro. (b) Había mucha gente. (c) Eran las ocho. (d) Estaba cansado.

hay は、ひとつでも複数でも había です。時刻の son は、ser の線過去 eran になります。

4. かっこの動詞を線過去にして、文を完成させましょう。De niño, Kenta (jugar) al béisbol todos los días.

答え

jugaba。De niño, Kenta jugaba al béisbol todos los días.(子どものころ、健太は毎日野球をしていました。)

5. 次の言葉を、点過去といっしょに使うことが多いものと、線過去といっしょに使うことが多いものに分けましょう。ayer, siempre, de repente, antes, el lunes, todos los días

答え

点過去: ayer, de repente, el lunes

線過去: siempre, antes, todos los días

6. スペイン語で言いましょう。「子どものころ、私は野菜が好きではありませんでした。」

答え

De niño, no me gustaban las verduras. 女性なら De niña。好きではなかったものが複数(las verduras)なので、gustaban になります。Cuando era niño (niña) で始めても正解です。

7. ser, ir, ver の線過去で、yo の形を書きましょう。

答え

ser は era、ir は iba、ver は veía。線過去で不規則なのは、この3つだけです。

応用

8. 会話の内容について、スペイン語で答えましょう。(a) ¿Dónde vivía Lucía de niña? (b) ¿Cómo era Yuki de niña? (c) ¿Qué encontró Lucía en el río?

答え

(a) Vivía en un pueblo cerca de Sevilla.(セビヤの近くの村に住んでいました。)

(b) Era muy tímida.(とても内気でした。)

(c) Encontró un perro.(犬を見つけました。)

質問と同じ時制で答えるのがコツです。vivía と聞かれたら vivía、encontró と聞かれたら encontró で答えます。

9. 単語を並べかえて、文を作りましょう。(a) era / Cuando / niña, / mucho / leía (b) cuando / Estaba / la ducha / en / el teléfono / sonó

答え

(a) Cuando era niña, leía mucho.(子どものころ、よく本を読んでいました。)

(b) Estaba en la ducha cuando sonó el teléfono.(シャワーを浴びていたら、電話が鳴りました。)

10. 次の文には、それぞれ1か所ずつまちがいがあります。直しましょう。(a) Ayer iba al cine con Kenta. (b) De niña, fui a la playa todos los veranos. (c) Cuando tuve diez años, vivía en Kioto.

答え

(a) Ayer fui al cine con Kenta. 昨日の一回のできごとなので点過去です。

(b) De niña, iba a la playa todos los veranos. 毎年夏のくり返しなので線過去です。

(c) Cuando tenía diez años, vivía en Kioto. 年齢は背景なので線過去の tenía です。

11. ユキの「昔」と「今」を比べる文を、Antes ..., pero ahora ... の形で3つ作りましょう。(a) 大阪に住んでいた / 今は横浜 (b) 内気だった / 今はよく話す (c) コーヒーを飲まなかった / 今は毎朝飲む

答え

(a) Antes vivía en Osaka, pero ahora vive en Yokohama.

(b) Antes era tímida, pero ahora habla mucho.

(c) Antes no tomaba café, pero ahora toma café todas las mañanas.

ユキの話なので、主語は「彼女」の形です。「昔」は線過去、「今」は現在形にします。tomar の代わりに beber を使っても正解です。

12. かっこの動詞を、点過去か線過去にしましょう。

El sábado pasado (1. hacer) sol y (2. haber) mucha gente en el parque. Yo (3. estar) en el parque y (4. leer) un libro. De repente, un perro (5. llegar) y (6. comer) mi sándwich.

答え

(1) hacía (2) había (3) estaba (4) leía (5) llegó (6) comió

(先週の土曜日は晴れていて、公園には人がたくさんいました。私は公園で本を読んでいました。突然、犬がやってきて、私のサンドイッチを食べてしまいました。)

(1) から (4) は場面づくりなので線過去、de repente から先は一回のできごとなので点過去です。

チャレンジ

13. 子どものころの自分について、スペイン語で4文から5文書きましょう。どこに住んでいたか、家はどんなだったか、どんな子どもだったか、何が好きだったか、よく何をしていたかを入れてください。

答え

解答例(男性のタクヤの場合):

Cuando era niño, vivía en Sapporo con mis padres y mi hermana. La casa era pequeña, pero tenía un jardín. Yo era muy activo y no me gustaba estudiar. Me gustaba mucho la nieve. En invierno, jugaba en la nieve con mis amigos todos los días.

チェックポイント: 全部が昔の習慣やようすなので、動詞はすべて線過去になっているか(vivía, era, tenía, gustaba, jugaba)。niño と niña を自分の性別で選んでいるか。好きなものが複数なら gustaban になっているか。点過去が混ざっていたら、それが本当に一回のできごとか確かめましょう。

14. 小さな物語を書きましょう。前半は線過去で場面(曜日や時刻、天気、どこにいて何をしていたか)を作り、後半は点過去でできごとを2つ起こします。最後に、そのときの気持ちを線過去で一文つけてください。

答え

解答例:

Era domingo por la mañana. Hacía buen tiempo y yo estaba en un café. Tomaba un té y escribía un mensaje a Lucía. De repente, entró Kenta. Me saludó y se sentó conmigo. Yo estaba muy contenta.

(日曜日の朝だった。いい天気で、私はカフェにいた。紅茶を飲みながら、ルシアにメッセージを書いていた。突然、健太が入ってきた。私にあいさつして、同じテーブルに座った。私はとてもうれしかった。)

チェックポイント: 前半の場面がすべて線過去か(era, hacía, estaba, tomaba, escribía)。できごとが点過去か(entró, saludó, se sentó)。最後の気持ちが線過去か(estaba)。cuando や mientras を使って、Tomaba un té cuando entró Kenta. のようにつないでも、もちろん正解です。